AR-DV1で復調できるデジタル無線
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AR-DV1で復調できるデジタル無線

AR-DV1で復調できるデジタル無線について,RL誌や2ちゃんねる,自分で調べたことなどをまとめました。

結論からいうと

というものです。
要するに数多くあるデジタル無線のうち,マイナーなごく一部のものが復調できると思っていただければいいかと思います。

警察とか消防やJRが聞こえることを期待している方がおられたら,この先は何も得るものはないので、このページは閉じられた方がいいです。

AR-DV1で聞こえるデジタル無線

デジタル簡易無線

おおむね普通に聞こえます。秘話がかかっている局もほぼ解読できます。アルインコの強化秘話は解読できないらしいです。

ユーザーコード(UC)も設定されていれば表示されるので,使用局側がチャンネルを変えてもUCでどの局かを特定するのが楽です。
しかし,AR-DV1はUCをメモリに登録できず,UCによる選択受信ができずその点が悔やまれます。IC-R30はメモリにUCが登録できるので便利です。

また「秘話+個別呼出設定のもの」については,秘話コードは一応判明するものの,コードを合わせてもまともな音声になりません。秘話コードの解析も通常より時間がかかります。これもIC-R30やIC-R8600ならちゃんとした音声になります。

FSK方式(F1E)のタクシー無線

こちらを参照

報道連絡波

聞こえますが,秘話コードを調べる必要があります。秘話コードは基本的に系列局で同じです。
ちなみに系列局毎に4波割り当てられており,支局はその4波の中から1波か2波割り当てられているようです。
IC-R30でも民放の連絡波は聞こえるのですが、NHKだけはAR-DV1じゃないと聞こえません。

海自450MHz連絡波の一部

この周波数はアナログとデジタルを両方使っていて,なおかつデジタルは受信できるものと受信できないものがあります。
ですから,AR-DV1で受信する時はDA(デジタルオート)モードで受信した方がいいです。
聞こえるデジタルの場合は何もしなくてもP25モードやD-CRモードになって受信できます。ちなみにIC-R30でも聞こえます。

受信できないやつはケロケロ音はするのですが,デジタル簡易無線のように秘話解読しようとしても永遠に解読できません。

国交省k-λ

390MHzにあったK-Cosmosの代替として最近整備が進んでいる140MHzの周波数です。
AR-DV1なら普通に聞こえますが通話の機会はあまり多くありません。IC-R30では聞こえません。

一般業務無線

あたりに新たに免許された局はDMRとかNXDNなので受信できます。秘話がかかっているものもありますがAR-DV1なら解析可能です。

地域振興無線

これも一部地域ではDMR使っており,AR-DV1なら受信できます。ただし地域振興無線はトランキング無線なのでBCD436HPを使ったほうが快適です。IC-R30はDMRに対応していないので聞こえません。

本四高速

本四高速はアナログのときからNEXCOとは違うシステムを使っていて,デジタルもNEXCOとは違うものを採用しています。
秘話がかかっていますが、AR-DV1で秘話解読すれば受信できます。しかしスキャンをすると引っかかってしまうのでスキャンができません。IC-R30のスキャンならそれほど引っかからない(たまに引っかかる)ので快適です。

FSK方式(F1E)の鉄道無線

箱根登山鉄道など一部のF1Eの鉄道無線はAR-DV1で受信できます。IC-R30では受信できないようです。

NTT連絡波

関東近畿方面では受信できるそうですが通話試験程度のようです。地方ではそれすら使われていません。

聞けそうで聞こえないもの

海保300MHz連絡波

ケロケロ音はするのでモードボタン長押しでいけそうな感じがするのですが,一部の自衛隊450MHz連絡波と同じでAESという暗号がかかっていて聞こえないそうです。

総合通信局

以前は暗号化P25を使っていて最近DMRに変えたらしいのですが,やはり秘話がかかっていて受信できないそうです。

聞けないもの

警察,消防,電力,デジタル防災行政無線,NEXCO,デジタル列車無線,タクシー(G1Eのもの),デジタルMCAなどなど今まで聞こえるとして挙げたもの以外すべてで、聞けないものの方が圧倒的に多いです。

その他

デジタル無線の規格等詳しい内容についてはこちらを参照していただければと思います。